婚活に必勝法はある、だけど
紆余曲折あって4カ月前からお付き合いを始めました。
ここ2年ほど婚活もしてたけれど、結局今の恋人は友人の会社の同期の人。
知り合ったのは確か4~5年前に遡る。
気づいたら記事がものすごく飛んでるので、その間にあったことをさわりだけ書くと、
- 婚活2年目、活動したり休んだり気が向いた時にしていた
- 友人からどんな人がいいのか、しばしばせっつかれる(29歳手前で友人らの方が焦るという次第)
- 婚活パーティーに行って2~3人とカップリング、けれど結局すべて自分からお断りすることに
- その間、友人の会社の人と一緒に遊ぶ会を定期で開催してもらう
- その遊ぶ会の中でさらに少人数の遊ぶ会をつくって今の恋人を誘う
という流れになったけれど、婚活というのも無駄だとは思ってなくて、
自分とってはいい体験になったし、しばらく恋愛離れしていたのでリハビリになったり、自己分析もできた。
婚活の必勝法はあると思っている。
ただ、幸せな結婚をするとなると、
「そもそも(婚活市場で行う)婚活でいいのか?」
となってくる。
私が婚活市場から撤退した理由は、「確率が低すぎる」と感じたからだ。
そもそも婚活市場に自分の求める結婚相手はいるのか?
1.私の場合は「ほとんどいない」と言ってよかった
婚活でカップリングすることは多々あったけれど、マッチングしているとは言えないことも多かった。
私のように「どちらかというと平均や普通から(かなり)外れた人」は、正直言って婚活市場には向かない。
出身大学の偏差値でいうと70弱。趣味はガチゲーマー。
珍しいでしょう(ドヤ顔)ではなく、真面目に婚活するとなるとこの手のタイプは本当に困ることになる。
「高学歴未婚女性が増加」みたいな記事を目にしたことのある人もいるはずだ。
自分に釣り合う人を市場で見つけるのは、難しかった。かなり。
個人的な理由ももちろんあるが、市場そのものの特性にも原因がある。
2.婚活市場にいる人・いない人
世の中は婚活する人ばかりではない。増えたとはいえ。
結婚する人の中には、「婚活する層」と「婚活しない層」の2タイプがいて、
「婚活しない層」は、まず婚活市場には出てこない、という事実がある。
一般的にこんな人たちがいるんじゃないかと思う。
- まだ結婚を考えてない人
(若い人、遊びたい人、恋多き人、特に理由はないが焦ってないおっとりしたタイプ)
- 仕事>>>結婚な人
(恋愛や結婚が面倒・仕事の邪魔だと思ってる人)
- ガチで土日も忙しい職種の人
(私の周りでは、大学に残った研究者と外科医がこれに当てはまる)
- 趣味>>>結婚な人
(これは「どうせ結婚できないから」と逃げてるだけのパターンもあるが、まじめに趣味と結婚してるタイプの人もいる)
- 婚活がお金の無駄だと思ってるタイプ
(たぶん合理主義者)
- 婚活しなくても色んな人を紹介してもらえるタイプ
(イケメンやコミュ力高い人、周りから「この人にはいい人紹介してあげたい」と思われてる人)
- 婚活を苦手とするタイプ
(内向的、コミュ力があまりないと思っている、ガツガツするのが嫌、人見知り)
もし、自分の結婚したいタイプを想像して、「婚活市場にはいない」と思ったら、すぐさま婚活から友人の紹介などに切り替えた方がいい。
上記の婚活しないタイプであっても、知り合いの紹介やお見合いだったら受けるという人はかなりの割合でいる。
私の今の恋人もそのタイプで、「婚活しなくても人づてで女性を紹介されることがあった」「今まで女性と付き合ったことないので婚活とかおそらく何するかわからない」「合理主義者な上、超インドア」に当てはまって婚活はしたことない人だった。
3.婚活市場に対象となる人がいるかどうか
現実的に確率論で考えてもいいと少しでも思うなら、以下のように考えるといいかもしれない。
自分と相手の特性が「平均からどのくらい離れているか」を考える。
学歴でいうとすごくわかりやすいので、その例を出す。
私の場合、出身大学の偏差値が70弱、人口でいうと上位5%以内。
もし私が、相手にも同じくらいの学歴を求めるとなると、10%以内としても、市場の9割が結婚対象にならないことになってしまう。
これが、もし自分の偏差値が50で、結婚対象に45~65の人を選ぶ人の場合と比較すると、比べ物にならないくらいハードゲームということだ。
その上、相手が「偏差値65以上は対象外」にしている場合も、ありえなくはない。
ここで、「学歴は気にしない」という選択肢もある。
私の場合は、自分の理想とする結婚が、「相手とは色んな話を同じレベルでしたい」なので、ある程度の学歴は外せないポイントである。
今の自分の恋人の学歴やら年収やら趣味があうとかの条件にして、婚活市場で探そうと思うと、とんでもなく低い確率になってしまうということを私はよく理解している(つもりだ)。
何も、じゃあ平均値から外れた人は婚活しない方がいいね、ではなくて、それより確率の高い選択肢(婚活市場を利用しないこと)を選べるなら、そっちから優先的に当たった方がいいだろう、ということなのだ。
市場というのは前提として「価値をつけられる場」であって、高い価値とは「みんなが求めるもの」に他ならない。「みんなが求めるもの」をより多く身に着けている人が有利な事実は絶対に覆らない。
だから、そこで戦うのなら、その覚悟と戦略がいるね、っていう話。
婚活を戦場と捉えることができて、戦略・戦術大好きな(ゲーム好きの)私は、婚活は楽しかった。だけど、結果には結びつかなかった。
多くのひとはそんな思考で婚活市場にいないだろう。普通に恋愛や結婚したい人たちが大半だ。
なんだかなーというのが正直な感想です。